ダイエットとしての有酸素運動に、120%とってかわる方法

有酸素運動はダイエットに欠かすことのできないメニューだ。二十分以上続けると、脂肪の燃焼が始まるといわれている。

ここで注意したいのは、この「二十分」は有酸素運動そのものを行うのに必要な時間だ。その前後 -たとえば着替えるとか、終わった後に汗を拭くとか- の時間は入れていない。おそらくそれらの時間を入れると、少なくとも三十分は必要だ。ウォーミングアップ、クールダウンも含めればそれ以上かかるだろう。

これは、三十分以上の時間を割けないと有酸素運動はできないことを意味する。仕事や生活の環境が変わって、それまでのように十分な時間がとれなくなったりすると、やめなければならない。

しかし安心してほしい。ダイエット目的で有酸素運動を行ってきた方には代替の方法が存在する。それは体幹トレーニングの一つフロントブリッジだ。

ここでは、二十分の有酸素運動に匹敵するフロントブリッジの効果についてご紹介する。

1.フロントブリッジは、有酸素運動以上の効果をもつ

フロントブリッジは体幹トレーニングのメニューの一つだ。具体的な方法、詳しい方法は「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。
なぜこの、数分で終わる方法が二十分以上の有酸素運動に匹敵するのか。それは、フロントブリッジのもつ性質による。

2.無酸素運動であり、有酸素運動

フロントブリッジは体幹トレーニングのメニューの一つだ。体幹トレーニングは、無酸素寄りの有酸素運動といわれる。これは、次に示したそれぞれの運動の定義から考えると理解できる。

2-1.無酸素運動、有酸素運動

  • 無酸素運動:運動中に呼吸をほとんど止めた条件で厳しく運動すること。多くの場合、短時間。長くても1~3分。
  • 有酸素運動:運動中に呼吸を伴うが、動作を大きくし、平常時よりも酸素を多く取り入れて運動すること。長時間にわたり運動を継続する。

この定義によると、いわゆる筋トレは、無酸素運動であり、ジョギングなどは有酸素運動であることが理解できる。

2-2.体幹トレーニング

体幹トレーニング、とりわけフロントブリッジは、無酸素運動と有酸素運動の両方の性質を兼ね備えているといえる。

体幹トレーニングは、一定の姿勢の保持や、姿勢を保持しながらゆっくり手足を伸縮させるなどの動作をおこなう。姿勢保持ならびに伸縮動作には、筋肉の緊張が必要であるので、無酸素運動に該当する。

一方、姿勢の一定時間保持では、深呼吸等により平常時よりも多くの酸素を取り入れるので有酸素運動になる。

つまり、体幹トレーニングは、代謝が必要な筋肉の増加をするとともに、代謝に必要な酸素を平時よりも大く取り込む。この二つの効果により脂肪をより消費しやすい状態にすることが可能となる。そのため無酸素運動よりの有酸素運動と言われているのだ。

2-3.ダイエットメニューとして利用する

というよりも、それぞれの良いところを併せ持つ優れたダイエットメニューとしての利用も可能であり、特にフロントブリッジは、その刺激により代謝が促される範囲が最大になるので、非常に効率が高いと言える。

2-4.ストレスフリーな食事制限の実現

そして、その顕著な効果が体幹部の代謝の促進の結果得られる空腹感の消失と、その結果得られる食欲抑制。そしてこれを利用するのがストレスフリーな食事制限なのだ。

2-5.短時間、準備不要

さらに体幹トレーニングの特徴として挙げられるのが、短時間ですむという点だ。有酸素運動は、二十分以上連続して体を動かす必要があるが、体幹トレーニング、特にフロントブリッジは数分間で充分な効果が得られる。準備もいらないので、ただちに始められる。効果が高い割にクールダウンなども必要がない。

まとめ

いかがだろうか。フロントブリッジは、すぐに始められて、時間も短く、ダイエットメニューとして効果が非常に高い。
ダイエットを続けたい、始めたいが、時間が思うようにとれないという方はぜひ行っていただきたい。必ず良い結果が得られることをお約束する。

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