代謝アップは、ダイエットの大前提だ。
代謝が下がったままでは、せっかくのダイエットが水の泡だ。
ここでは、代謝をアップさせる食べ物と、その食べ方をご紹介する。
1.代謝を下げない
のっけから申し訳ないが、代謝を上げるよりも、まずは下げない、下がらない工夫をする。
2.冷たいものを食べない、飲まない
晩酌の冷えたビールが欠かせないのであれば、晩酌までのものは温かいものにする。
アイスコーヒーや、冷たいジュース類はやめる。
どうしても冷たいものが欲しいのであれば、少しずつ喉に流し込む。
冷たいものがゆっくりと喉を通ることで、不思議と渇きが癒される。
3.生で食べない
ビタミンCを摂るために、生野菜、冷たいサラダ、という方もいらっしゃるだろう。
ビタミンCは、加熱すると破壊されるためだ。
しかし、心配することはない。
ビタミンCは加熱しても酸素に触れなければ壊れない。
トマトであれば、丸ごと一個を焼きトマト
キャベツであれば、葉っぱ一枚をラップにくるんで電子レンジ
などで温めていただければ、体を冷やさないし、ビタミンCもきちんと摂れる。
体が冷やされては、せっかくのビタミンCも吸収されず、素通りしてしまう。
なお、ビタミンCと加熱については、「ビタミンCは加熱すると本当に壊れるのか?」をお読みいただきたい。
4.温める
いろいろなダイエット食材がある。
これらは、きちんと温めてから食べる。
豆腐も、冷奴がよくても、きちんと温める。
水で溶かして飲むものも、水ではなく、ぬるま湯に溶かす。
水は、体を確実に冷やす。
加熱して、温かいうちに取り入れる
5.代謝をアップさせる食べ物
5-1.ごはん、いも
炭水化物をきちんと摂ることが重要だ。
もちろん、食べ過ぎないこと。
5-2.大豆
低カロリーな大豆はダイエットにぴったりだ。
煮豆にしたり、カレーに入れたりしてもおいしい。
納豆は、ダイエットにもってこいだが、冷蔵庫から出して、ご飯にかけるのは体が冷えるのでお勧めできない。
味噌汁に入れて納豆汁でいただいたり、オムレツに具で入れたりと、温かくして取り入れたい。
5-3.唐辛子
代謝がアップするといわれている。
確かにアップはするが、その時だけだ。
頼りすぎないほうがよい。
また、口が辛すぎたり、痛くなったりして水を飲みたくなる。
こういう時は、ぬるま湯を口に含んで飲み込む。
辛い成分(カプサイシンなど)は、その正体が油なので、温水に乗って流れやすいのだ。
水を飲むと、飲んでいる時は冷やされるので気持ちいいが、飲み終わると辛さが増す。
油(カプサイシンなど)が冷やされて固まり、流れずに残るからだ。
おまけに、体も冷やしてしまう。
唐辛子の効果については「唐辛子によるダイエット」「唐辛子を食べるとなぜ食欲が増すのか?」「激辛メニューを食べたときの、辛さを少しでも軽減する方法」をお読みいただきたい。
6.エクササイズ
食べ物ではないが、代謝をあっぷさせるエクササイズも取り入れるとよい。
体幹トレーニングのメニューの一つである、フロントブリッジをお勧めする。
フロントブリッジについては「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。
7.まとめ
代謝アップには、代謝を下げないことがまず必要だ。
代謝を下げないためには、
- 冷たいものを飲まない、食べない
- 食べるときは、温かいものを飲み、食べる
- 偏った食生活をしない
が重要となる。
ついでに、代謝をアップしてくれるエクササイズも取り入れるとよい。
人と同じように飲んだり食べたりしているのに、太りやすい、とお悩みの方、
参考にしていただきたい。