歯間ブラシは、歯ブラシが届かない、歯と歯と歯茎の間をケアするのに最適なツールだ。
ここでは、歯間ブラシを使うときの、ちょっとした注意点をご紹介する。
1.歯間ブラシ
歯間ブラシは、歯ブラシが届かない場所のケアに最適だ。
本当は、毎日通すのがよいのだが、忙しいので難しい方もいらっしゃるだろう。
それでも、最低週に一度、歯間ブラシを通すことをおすすめする。
2.出血
ブラシを通していくと、出血する部分がある。
出血は、歯と歯の間の歯茎に、汚れがたまっていることを教えてくれる。
つまり、その部分の歯ブラシがきちんとできていないのだ。
3.集中的にケア
出血するところがあったら、そこを集中的にケアする。
出血したところへの歯間ブラシは、しばらく毎日続ける。
歯ブラシも、出血したところは意識して行うようにする。
集中してケアすれば、一週間から二週間で出血しなくなる。
それでも続くようなら、さらにしばらく続ける。
4.出血は、汚れがたまっているから
歯肉炎もそうだが、汚れがたまると歯茎が炎症を起こす。
炎症により、その部分が弱くなり、歯ブラシや歯間ブラシが当たると出血する。
だから、出血するということは、汚れがたまっていることを教えてくれている。
なので、汚れをきちんと取り除けば、歯石の予防にもなるし、もちろん歯周病予防にもなる。
5.汚れがたまりやすい
さらに出血は、そこが汚れが溜まりやすい部分であることをも教えてくれている。
出血が止まってからも、定期的に歯間ブラシでケアされることをお勧めする。
6.本当は、毎日歯間ブラシ
ただ、もっともよいのは、毎日の歯間ブラシと歯ブラシだ。
今回ご紹介した方法は、
- やらないよりも、やった方がマシ
というレベルなので、お気をつけいただきたい。
原則は、あくまで毎日の歯間ブラシと歯ブラシだ。
7.まとめ.
歯ブラシで届かない部分のケアに活躍する歯間ブラシ。
出血が気になる方もいらっしゃるが、出血は汚れていることを教えてくれている。
出血したら、その部分を集中的にケアし、その後も定期的にケアする。
歯間ブラシを入れると、出血するのがどうも、という方。
参考にしていただきたい。