寒い日に飲むホットレモン。
冷えた体に砂糖の甘さとレモンの酸味が体に染み渡る。
体も温まるし、ビタミンCも補給できる。
しかし、
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- ビタミンCは、熱が加わると壊れるんじゃないのか
- ホットレモンなんて、ビタミンCゼロじゃないのか
と思う。
挙句の果てに、
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- ホットレモンのビタミンCは、熱に強い特別な種類
と勝手に思いこんだりもする。
しかし、そんなビタミンC、あるのか?
結論から言えば、そんなビタミンCはない。
しかし、ホットレモンは紛れもなくビタミンCを補給できるドリンクだ。
どうなっているのか?
ここでは、ホットレモンとビタミンCについてご紹介する。
1.ホットレモンのビタミンC
結論から申し上げる。
ホットレモンのビタミンCも熱が加わると壊れる。
壊れていく。
というか、ビタミンCは熱が加わらなくても壊れる。
酸素に触れると、壊れていく。
加熱すると、壊れるスピードが増すのだ。
裏返せば、酸素に触れなければ壊れることはない。
だから、酸素にふれないように作れば、より壊れにくくなる。
2.ホットレモン
ホットレモンは
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- レモンの絞り汁
- はちみつ、もしくは砂糖
などにお湯を加えて作ったホットドリンクだ。
レモンにビタミンCが含まれているので、ビタミンCの補給源として重宝される。
肝心のビタミンCだが、温度の高いお湯が入るので、間接的に加熱される。
熱に弱いと言われるビタミンCなので、壊れるのが心配だ。
もちろん、酸素に触れたものは壊れていく。
しかし、全部が全部壊れるわけではない。
酸素に触れないものは、壊れない。
だから作り方を工夫すれば、より多くのビタミンCを温かく取り入れることができる。
3.酸素にふれさせない作り方
コツは、
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- 空気が入らないようにする
ことだ。
3-1.レモン
レモンを絞ったら、すぐにホットレモンを作る。
絞ってそのまま置いておくと、空気に触れている部分からどんどん壊れていく。
絞ったら、すぐに作ってしまう。
3-2.お湯を注ぐ
お湯を注ぐときに、
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- ジョボジョボジョボ…
と音を立てることがある。
如何にもおいしそうに作っている感じの音だが、この音は空気を巻き込んでいる音だ。
つまり、空気がたくさん入りこんでいる。
空気が入るとビタミンCが酸素とふれてしまい、壊れていく。
だから、空気が入らないようにそっとお湯を注ぐ。
これだけで、酸素とふれにくくなる。
壊れにくくなる。
3-3.熱湯でなくてもよい
さらに、注ぐお湯は熱湯でなくても全く問題ない。
熱湯だと、息を吹きかけて冷ますだろう。
ちょっと冷ましたお湯であれば、冷ます必要がない。
カップを両手でくるみ、手も温めながらゆっくり飲むのであれば、それくらいでも全く問題ない。
それに、熱湯よりも温度が低ければ、それだけ壊れるスピードも遅くなる。
4.ホットレモンで、温かくビタミンC補給
ホットレモンを作るコツは、
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- レモンを絞ったらすぐに作る
- ぬるめのお湯
- 静かにそそぐ
の三つだ。
酸素に触れると壊れることを頭に置いていただければ、こんな感じで作っていただければ問題ない。
ホットレモンでビタミンCを温かく補給していただき、寒い季節を元気にお過ごしいただきたい。
5.まとめ
ホットレモンとビタミンCについてご紹介した。
ビタミンCは、酸素に触れると温度に関係なく壊れる。
温度が高いと、壊れるスピードが速くなる。
だから、なるべく酸素に触れないように作るのがコツだ。
酸素に触れなければ、温度が高くても壊れることはない。
ホットレモンて、ビタミンCが壊れているのではないのか、という方。
是非ご紹介した方法をあなたの生活に取り入れていただきたい。
そして、お続けいただきたい。
必ず良い結果を手にすることが出来る。
お約束する。