自炊、おうちご飯で、手っとり早くすませたいときは、麺類だ。
ゆでれば良いだけだし、なにより簡単だ。
簡単だが、気が付くと袋麺のスープなどが、余っていることがある。
ここでは、とりあえずあまったスープを使ってラーメンを食べる。
1.余ったスープ
以前の記事でもご紹介したが、袋麺などを大量に調理すると、スープが余ることがある。
袋麺ではなくても、たとえば、乾麺のラーメンなどを買うときには、スープは別売りなので、乾麺の食数分のスープを買う。
そういう場合でも、スープが余ることがある。
そして、いつの間にか五食分、六食分とスープがストックされてしまう。
それも、たいていの場合、味が全部違う。
醤油、トンコツ、塩、トンコツ醤油、鶏ガラ、魚介、・・・、などなどバラバラだ。
さらにこのストックされたスープ、結構使いそびれる。
2.もちろんラーメンで
余ったスープは、もちろん、ラーメンを食べる時につかう。
このとき購入する麺は、乾麺だ。
生めんや、袋麺を購入すると、確実にスープが付いてくるので、ストックされているものを減らすことが出来ない。
それに対して乾麺の多くは、スープが付いていない
別売りだ
だから、乾麺だ。
3.汁麺とつけ麺
以前の記事同様ここでは、
- 汁麺
- つけ麺
の二通りで食べる。
食べる順番は
- 汁麺→つけ麺
だ。
4.手順
- 麺をゆでる
- ゆであがったら、準備した食べ方で食べる
5.用意するもの
- 鍋:食べる分を一気にゆでるので大きいものがよい。できれば、直径40CMくらいあると、たっぷりのお湯でゆでることができるのでよい。
- 乾麺、食べる分だけ
- やかん、もしくはポット
- ネギ
- しょうがなど薬味
- 水
- お箸
- 食器×2:スープを作る
- スポンジ 洗い物
- ふきん2枚 食器ふきと、テーブル拭き
- 水切りかご
6.調理開始
- 大きな鍋に水を張り、沸かす
- 鍋に沸かすのとは別に、やかん、ポットなどにお湯を沸かしておく
- 袋の裏などを見て、ゆで時間を確認する
- お湯が沸くまでの時間を使って、ネギを切ったり、薬味を用意する。乾麺は、インスタントの麺よりもゆで時間が長いものが多いが、油断しないよう注意したい
- やかん、ポットのお湯が十分に沸いたことを確認し、鍋のお湯が沸騰したら、食べる分の麺を全部入れる
- 茹でている間に、汁麺用のスープを用意する。好きなスープをどんぶりに入れ、どんぶり半分くらいのお湯を注ぎ、良く混ぜる
- 時間がきたら、火を止め、食べる分の麺をざるに揚げ、湯を良く切って用意したスープに入れる
- 残った麺は、ざるに揚げ、軽く水洗いして水を切っておく
- まず、汁麺を食べる
- 汁麺を食べ終わったら、つけ麺の準備をする
- 好きなスープを先と同じ要領で用意する
- 麺は、くっついているのでお湯をかけて軽くほぐす
- 麺とスープを食卓に運ぶ
- 食べる
7.一食を二分
ご紹介した方法は、汁麺とつけ麺を一食ずつ食べる感じになっている。
つまり、合計二食だ。
もちろん、二食で多ければ一食を二分しても問題ない。
麺を二分しても、スープは二食分使い、汁麺とつけ麺を別々の味で楽しんでもよい
8.袋麺のスープ
乾麺に、袋麺のスープは合わないのではないか、と思いがちだが、そうではない。
なかなかおいしく仕上がる。
ソレガシは先日、カレーうどんのスープを使ってカレーラーメンにして食べた。
なかなかおいしかった。
袋麺のスープはあなどれない。
9.乾麺
9-1.量的な問題
乾麺は、店頭で手にすると、量的になんだか頼りない感じだが、調理を始めると豹変する。
一袋に二食分入っていることが多いようだが、その外観から
- 一袋では物足りない
と思ってしまうので、二袋、三袋と買う。
店頭ではわからず、袋を開ける時点でも気が付かない。
鍋に入れるときにようやく、
- 多かったかも
と気が付くのだ。
9-2.吸水量
大きな鍋で茹でても、そば、うどんと違い、水の吸い方が半端ではない。
目安としては、一食分で1リットルの水は欲しい。
先日、それをすっかり忘れて、4リットルのお湯に六食入れたら、茹であがる間際にはお湯がどろどろになってしまった。
くれぐれもご注意いただきたい。
10.冷麺のスープ
冷麺のスープなどが余ることもある。
そういう場合は水洗いした乾麺にかけて食べる。
全く違和感はない。
11.ざるに揚げる
乾麺は、汁麺でいただく場合には、ゆであがったらお湯を切り、スープに投入する。
それ以外のゆであがった麺は、うどんやそばと同じような感覚で扱えばよい。
ざるにあけて軽く水洗いをする。
そして、ざるに揚げておけば、汁麺をゆっくり楽しむことが出来る。
もちろん、汁麺が足りなかった場合には、替え玉も楽しめる。
なお、替え玉にする場合には、スープに入れる前に熱湯をかけて、少し温めたほうが良い。
12.つけ麺
ご紹介した乾麺は、つけ麺の麺とは限らない。
普通の乾麺だ。
つけ麺用ではないので、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれないが、全く違和感はない。
むしろ、新しい味を発見した感じで、十分に楽しめる。
13.麺が余ったら
麺が食べきれずに余ることがある。
余ったら、とりあえずざるに揚げて水で洗う。
洗ったら、水を良く切って、器に移し、ラップをかけて冷蔵し、翌日に食べる。
注意していただきたいのは、必ず翌日たべること。
翌々日以降は、味が変わっている(酸っぱくなっているとか)ことがあるので注意していただきたい。
もちろん、味が変わっていたら、捨てること。
14.洗い物
- 鍋をシンクに置き、水を張る
- 水を張った鍋の中に、食器を入れていく
- スポンジに洗剤をつけ、汚れを落としていく
- 鍋の汚れ、ぬめりを落としたら、さきほど洗剤で汚れを落とした食器を鍋に入れる
- 洗剤で汚れを落とした食器をすすぐ。この時、すすいだ水が鍋の中に残っている食器にかかるようにすすいでいく
- 最後に鍋をすすいで終わり
- 水切りかごに入れた食器の水気をふきんでぬぐい、しまう
- 食器をしまい終わったら、シンクを洗剤をつけたスポンジで洗う
- シンクを洗ったら作業終了
洗い物は、明日の調理をスムーズにするための準備だ。
食事を楽しんだら、すかさず取りかかり、とどこおり無く済ませたい。
15.まとめ
とりあえず、余ってストックされていたラーメンスープを使って乾麺を食べた。
余ってストックされているスープは、たいていの場合、全部味が異なるので、いろいろと楽しむことができる。
汁麺はもちろん、つけ麺などで楽しめる。
使わないラーメンのスープが沢山あって困るという方。
参考にしていただきたい。