jr東日本の電車の一部には、ドアの上にモニターがあり、トレインチャンネルという番組を放映している。
このトレインチャンネル、jr東日本ならすべて同じかと思うと、路線により番組が異なっていたりする。
ここでは、中央線でみた、「大人の60秒講座~節分の豆」についてご紹介する。
1.節分の豆
2月3日は節分だ。
中央線のトレインチャンネルで放映されていたのは、
2月3日は豆まきをするが、豆まきに使う豆は、どういう豆か?
というテーマだ。
2.豆まきと豆
節分と豆まきには、次のような意味があるとのこと。
- 季節の変わり目は、鬼や魔物がでやすい
- 魔(ま)を滅(め)っすると言う意味で、豆をまく
- 豆は、魔に当たった豆から芽が出るといけないので、火を通して炒った豆を使う
- 豆に当たると痛いので魔が逃げるのと、豆をまく音(ぱらぱら、など)を嫌がる効果がある
3.魔を滅する
魔を滅するので、豆を使うというのは、なかなか面白い。
いわば、「言葉遊び」の一つだが、思わず
- なるほど
と思ってしまう。
4.炒った豆
炒った豆も面白い。
炒っていない豆をまいて、鬼や魔物に当たった豆から芽が出ると、ややこしいものが成長するかもしれない。
火を通しておけば、安心だ。
5.季節の変わり目
もちろん、ここでいう季節の変わり目は、暦(こよみ)の上での変わり目だ。
節分の次の日が立春で、暦のうえでの春の始まりだ。
実際の陽気でも、冬から春かけては、はっきりしない天気が続いたり、体もなんとなく眠たかったりする。
そういう、いろいろと不安定な様子を、鬼や魔物が出やすい、と表現したのだろう。
6.まとめ
jr東日本の一部の電車のトレインチャンネルで放映されている「大人の60秒講座」。
今回は、節分の豆まきについてご紹介した。
節分の豆まきは、特に気にすることなく行っていたが、それぞれの意味が分かると、今までとは違った気持ちで豆まきができる。
節分の豆まきには、どういう意味があるのか、とお考えの方。
参考にしていただきたい。