太っていると、体を動かすのが難しい。
ましてや運動など億劫すぎてできない。
だから、ダイエットは後回し。
という方、いらっしゃるのではないだろうか?
であれば、まず、痩せればよい。
痩せていただければ、運動も苦ではなくなる。
ここでは、まず痩せるための方法をご紹介する。
1.まず、やせる
デブは痩せてから動く、と言われる。
理由は
- 体が重たいので、痩せなければ動けない
そのとおりだ。
であれば、まずは痩せればよい。
ただ、いきなり
- ジョギングだ
- ダンベルだ
と始めると、確実に膝や肘、足首などの関節を痛めてしまう。
だから、そういう派手に動くことはしないほうがよい。
2.動かなくても痩せる方法
動かなくても痩せる方法はある。
もっとも、少しは動くが。
その方法は、フロントブリッジだ。
フロントブリッジを10秒から始める。
10秒をできれば30秒くらいの休憩をはさみながら10回繰り返す。
これを毎日続ける。
3.フロントブリッジがきつい
しかし、フロントブリッジは、正直言ってきついエクササイズだ。
普段運動していない方がいきなり行って10秒もつか、もたないか、だ。
やった感のないエクササイズは、すぐに飽きる。
そういう方には、アーチをおすすめする。
おなじプルプル系だが、フロントブリッジよりも簡単だ。
アーチになれてきたら、フロントブリッジに変えていただいても、もちろんかまわない。
4.プルプル系の長所
4-1.関節への負担
関節への負担がほとんどない。
ジョギングやダンベル運動は、上手に進めないと関節を痛める。
その点、プルプル系は同じ姿勢を保持するだけなので、関節への負担がない。
なお、フロントブリッジの時に肘が痛い、という方は、クッションなり座布団なりを敷いていただければ問題ない。
4-2.準備がいらない
着替えたり、用意したりと、面倒な準備はいらない。
だから、すぐに始められる。
4-3.出かけない
自分の部屋でできる。
4-4.お金がかからない
かけるところがない。
5.プルプル系の短所
5-1.つまらない
同じ姿勢を維持するだけなので、ひたすらつまらない。
5-2.時間が進むのが遅い
やっていただければわかるが、プルプル系をやっている時の1秒と、他のことをしている時の1秒では長さが違う。
長さが違うように感じるだけなのだが、それだけきついのだ。
5-3.地味
「つまらない」と同じだ。
同じ姿勢を維持するだけなので、地味すぎる。
というか、特にアーチはかっこ悪い。
6.効果は高い
プルプル系は、短所もさえないが、効果は高い。
大事な時間を割くだけの価値はある。
7.深呼吸
普段運動していないと、心肺機能が弱っていることがある。
心肺機能を活発にするために、深呼吸を行う。
- まっすぐに立つ
- 息を吸うとき、鼻から吸い、おなかを膨らませ、次に胸を膨らませ、最後に肩を上げる。
- 吐くときは口から吐くが、口をすぼめて少しずつ、肩、胸、おなかの順番で吐いていく。
- これを10回繰り返し、10回の繰り返しを1セットとする。
- 一日に最低1セット行う。
- 毎日続ける。
深呼吸は、心肺機能を活発にするだけではない。
空気、すなわち酸素を沢山とりこむことができるので、血流が改善される。
深呼吸をすると、特に手の指の先に血液が流れていくのがわかると思う。
血液が体のすみずみまで流れ出すので、体のすみずみまで酸素を行きわたらせることができる。
当然、脂肪の燃焼に結び付く。
8.ロングブレスとの違い
ロングブレスが注目されているが、同じものなのか、違うものなのかわからない。
とりあえず、ご紹介しているものは深呼吸だ。
9.両手をどうするか
体操などでは、吸うときに手を広げ、吐くときに手を閉じる動作をする。
ご紹介している方法では、とくにはこだわらない。
出来るのであればやればいいし、出来なければやらなくてよい。
電車やバスを待っている時には、そういう動作をせずに深呼吸すればよい。
10.食事制限
したければすればよい。
いやなら、しなくてよい。
それよりも、制限してストレスが溜まるほうがよっぽど怖い。
フロントブリッジやアーチに慣れてくれば、脂肪が燃えだすので、制限することなく食べる量などがだんだんと減ってくる。
11.痩せたら
ウォーキング、ジョギング、ダンベル、筋トレ、なんでも始めていただければよい。
もっとも、フロントブリッジやアーチで充分痩せるし、体型の維持はできるが。
12.まとめ
太っていると、運動もままならない。
体が重たいので、派手に動きたくないし、故障も怖い。
同時に、深呼吸も行う。
これらのプログラムは、あなたの貴重な時間を割くだけの価値は十二分にある。
毎日行っていただければ、必ずよい結果を手にしていただける。
お約束する。