青い料理は、食欲を失わせると言われる。
そのため、ダイエットには
- 青
という色が有効であると、言われている。
確かに、食卓を眺めると、青い料理はない。
あっても、トロピカルブルーのドリンクぐらいで、箸などでつかめる料理に青はない。
では、なぜ青は食欲を失わせる効果があるのだろうか?
ここでは、状況証拠から導いた、青が食欲を失わせる理由をご紹介する。
1.青
結論から申し上げる。
青という色が人間、とりわけても日本人に無いからだ。
2.日本人の肌の色
日本人の肌の色は何色だろうか。
いうまでもなく、
- 肌色
だ。
3.肌色の構成
この、肌色について考えてみる。
肌色を構成するのは、赤と黄色。
つまり肌色では、色の三原色のうちの二色が使われている。
なぜか、残った
- 青
は使われていない。
このように考えていくと、青は人の生命には直接関係がないようだ。
4.赤と黄色
そのほか、日本人も含む人間が関係する色は、赤と黄色でできている。
血液は赤。
内蔵も筋肉も赤と黄色が関係している。
偶然かもしれないが、青は入ってこない。
5.静脈は青
一方、肌を通して見える静脈は青だ。
だから、青が関係しているように思える。
関係しているように思えるが、静脈を流れる血液の色は、黒に近い赤。
これが、赤と黄色から構成される皮膚を通して見えるので、青く見える。
だから、静脈が青く見えるのは、目の錯覚によるものであり、静脈は青ではない。
あくまでも推測だが、赤と黄色で出来ている日本人は、青と無関係だ。
だから、本能的に青を忌避するのだ
青は、生命とはあまり関係のない色として認識される。
だから、生命維持と関係の深い食欲を失わせる。
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6.日本人の食卓
日本人の食卓の色を考えてみる。
食器は別として、青い料理は皆無だ
ところが、緑の料理はある。
緑黄色野菜の料理は緑中心だ。
そして、緑は青が入っているので、ご紹介した理由が崩れる気がする。
7.緑と生命
しかし、緑は黄色が関係している。
黄色は日本人の肌の色を構成している。
だから、緑は青が入っていても違和感がない。
なにより、緑は植物の色、生命に関係している色だ。
だから、緑の料理で食欲が失われることはない。
8.青と低温
以上、状況証拠から導き出した推論だ。
推論ではあるが、特別なものを除き、ほとんどの関係にあてはまるだろう。
青という色が
- 冷たい色
と感じることに関係があるのかもしれない。
たとえば、青いドリンクは冷たいものが多い。
冷たい、つまり
- 低温
は、低体温症など、生命の危機につながるイメージがある。
青が許容されるのは、ドリンクレベルなのだろう。
9.まとめ
青が食欲を失わせる理由をご紹介した。
色の三原色(赤、青、黄)と、人間を構成する色から導き出した推論だ。
単なる推論だが、いろいろな現象や状況を十分に説明できていると考える。
もちろん、反例もあるだろう。
完全な理由ではないが、ほとんどの場合にあてはまるだろう。
なぜ青は食欲を失わせるのだろうか、とお考えの方。
参考にしていただきたい。