部分痩せ。
落したいところを、集中的に攻める。
時間が無いときなどの突貫工事だ。
攻めれば攻めるほど落ちるが、なぜか落ちても戻りが早い。
布団に入るまでは完ぺきだったのに、朝起きると、目を疑う。
早すぎる。
ここでは、経験するとよくわかる、部分痩せは簡単だけどすぐ戻る、その驚きの理由についてご紹介する。
1.部分痩せは簡単だけどすぐに戻る?
部分痩せは簡単だ。
減らしたい部位を刺激する。
筋トレでもなんでもよい。
とにかく、刺激する。
すると、使用前、使用後のように変わる。
部分痩せは簡単だ。
2.部分痩せはすぐ戻る
ただし、部分痩せはすぐ元に戻る。
昨日布団に入るときはばっちりだったのが、
- 今朝起きてみたら戻ってた、
なんてことはしょっちゅうだ。
だから、
- 部分痩せは簡単だけど戻りやすい
が正解だ。
3.部分痩せがすぐに戻る理由
部分痩せは、痩せたい部分を刺激する。
刺激されると、そこの脂肪が減る。
減らしたい側(あなた)にとっては、待ち望んでいた結果だ。
しかし、体にとってはいいことでもなんでもない。
それは、体に備わる
- ホメオスタシス
のためだ。
4.部分痩せとホメオスタシス
部分痩せとホメオスタシスの関係。
ホメオスタシスとは、体に備わる
- 恒常性維持
という機能だ。
体は、急激な変化を嫌う。
そして、体全体をある一定のバランスに保つ。
出来るだけ同じ状態、同じバランスでいたい。
同じ状態、同じバランスが恒常性で、それを維持するから、恒常性維持だ。
部分痩せは、この仕組みに反する。
5.部分痩せを嫌う仕組み
体は、部分痩せを嫌う。
なぜなら、
- 脂肪のバランスが崩れる
からだ。
部分痩せで、たとえば二の腕の脂肪が減る。
この時点で、脂肪のバランスが崩れている。
だから、体は二の腕以外の部位から脂肪を移動させて二の腕に補充する。
6.落ちるが、落ちた気がしない
二の腕の脂肪を気にする身としては、少しでも減れば御の字だ。
ちょっとでも減れば
- 部分痩せ、大成功!!
という気にすらなる。
しかし、体全体の脂肪に比べれば二の腕の脂肪など、ホコリみたいなものだ。
体にしてみれば、ホコリ程度でもバランスが崩れるのはよくない。
だから、二の腕の減った分を、二の腕以外の体全体から持ってくる。
全体から見て、ホコリ程度なので、体全体から移動させても、移動した量はわずかだ。
本人には、到底
- 脂肪が移動して減った
などと思えるレベルではない。
だから、
- 昨日減らしたはずの二の腕が、元に戻った
- その他の脂肪は、ほとんど変化なし
- 部分痩せは難しい
となる。
ここで注意したいのは、戻ったのは、ホメオスタシスの効果だ。
食べた分が減ったところに着いたわけではない。
部分痩せが難しい本当の理由は、体のホメオスタシスのおかげなのだ。
7.まんべんなく減らす方法
ご紹介したように、部分痩せは難しい。
だから、体全体の脂肪を減らせば、二の腕も減る。
体全体の脂肪を減らすというと、
- きついエクササイズ
- つらい食事制限
というイメージになるだろう。
こちらの記事でご紹介しているプログラムは、エクササイズはきついが、つらいはずの食事制限を楽にする。
| 体幹トレーニングをダイエットに上手に使って、上手に痩せよう!! |
このプログラムは、ホメオスタシスを上手に利用して、体全体の脂肪をまんべんなく減らしていく。
少々時間はかかるが、減らしたいところも確実に減らすことができる。
部分痩せよりも回り道、遠回りだが、部分痩せよりも確実だ。
急がば回れではないが、確実に落とすことができる。
8.まとめ
経験するとよくわかる、部分痩せは簡単だけどすぐ戻る、その驚きの理由についてご紹介した。
部分痩せが戻りやすいのは、体のもつ
- ホメオスタシス
という機能のおかげだ。
ホメオスタシスのおかげで、部分痩せは戻りやすい。
ご紹介したプログラムは、ホメオスタシスを上手に利用する。
そして体全体、まんべんなく減らすことができる。
部分痩せしても、すぐに戻って困る、という方。
是非、ご紹介した方法をあなたの生活に、プログラムに取り入れてみていただきたい。
そしてお続けいただきたい。
必ず良い結果を手にすることができる。
お約束する。