経験するとよくわかる!!停滞期の原因、ホメオスタシスの使い方

ホメオスタシスという言葉をご存じだろうか。

ホメオスタシスは日本語で

  • 恒常性維持

といい、人を含む動物の体にとって欠かせない機能、仕組みだ。

動物の体は、あらゆる機能が絶妙なバランスを常に保っている。

どこかの機能に過不足が生じると、ホメオスタシスによりバランスの再調整が行われる。

ホメオスタシスは、非常に優れた機能だ。

ところがこのホメオスタシス、ダイエットに付き物の停滞期を引き起こす張本人でもある。

ダイエットが効を奏し、脂肪が減り、体重が減る。

急激な脂肪量の変化は、体内の脂肪バランスが崩れる原因だ。

だから、脂肪を減らさないように、脂肪を貯める方向に体をもっていく。

結果として、脂肪と体重に変化がでなくなる。

これが停滞期だ。

先にもご紹介したように、停滞期の張本人はホメオスタシスだ。

これを逆に利用すると、ダイエットがスムーズに進むようになる。

ここでは、経験するとよくわかる、停滞期の原因、ホメオスタシスの使い方についてご紹介する。


1.ホメオスタシスの使い方

ホメオスタシスは、停滞期を引き起こすやっかいな存在だ。

しかし、体にとっては欠かせない機能でもある。

そして、このホメオスタシスを上手に使うと、ダイエットはスムーズに進む。

2.ホメオスタシスの使い方

ホメオスタシスは、体に急激な負担、負荷がかかると発動し、停滞期を引き起こす。

これらの

  • 急激な負担
  • 高すぎる負荷

は、そのほとんどが体の仕組みを無視してかけられることがおおい。

逆に、体の仕組みを上手に使うと、急激に負荷、負担をかけてもホメオスタシスは発動しない。

その結果、ホメオスタシスを上手に使うことができる。

また、停滞期に陥ることもない。

3.体の仕組みを使う

ダイエットは、脂肪を減らすのがメインとなる。

このとき、無理矢理脂肪を減らそうとしても、ホメオスタシス発動のトリガーとなるだけだ。

その結果が停滞期だ。

停滞期を招くホメオスタシスを発動させないためには、体の仕組みを使えばよい。

だから、脂肪を燃やすのが得意な筋肉を使うことを考える。

4.脂肪を燃やすのが得意な筋肉

脂肪を燃やすのが得意な筋肉は、

  • 遅筋

と呼ばれる。

いわゆる

  • インナーマッスル

と呼ばれる筋肉で、体の内部にある、縁の下の力も知的存在だ。

この遅筋、刺激を受けると脂肪をせっせと燃やしてくれる。

刺激するだけで脂肪が燃えるので、体に過度の負担を強いることなど一切ない。

体の仕組みとして脂肪が燃えているので、停滞期になることもない。

5.具体的方法

具体的には、体幹トレーニングの一つである

  • フロントブリッジ(プランクとも)

を行う。

かなりきついエクササイズで、あなた自身のやる気、頑張りには負担をかけるが、脂肪燃焼はごく自然に行われる。

そのため、停滞期を招くホメオスタシスが発動することはない。

詳しくは、こちらの記事をお読みいただきたい。
| 体幹トレーニングをダイエットに上手に使って、上手に痩せよう!! |

6.脂肪が燃える効果

脂肪が燃えると、エネルギーが作られる。

このエネルギーは、通常、食べたものが燃料となり、普段の生活などで使われる。

ところが脂肪が燃えると、この脂肪が燃料となる。

脂肪が燃料となってエネルギーが作られると、その間は食事を必要がなくなる。

それは、食事の時間になっても空腹を感じないことで実感することができる。

食事を抜いても、空腹にならないので、

  • お腹が空いたのを我慢

する必要がない。

だから、飢餓状態になることもなく、リバウンドにつながることもないし、停滞期に陥ることもない。

さらに、飢餓状態になっていないので、次の食事でしっかり食べても、リバウンドなどにつながることはない。

ここまでの流れは、体の仕組みを利用しているだけだ。

体の仕組みを利用すれば、体に無理な負担、負荷をかけることもない。

ホメオスタシスが発動することはなく、停滞期に陥ることもない。

7.大量に減らして、大きく減らす

ご紹介した方法は、体幹という脂肪が集中している部位の遅筋を強力に刺激する。

ご紹介したように、刺激された体幹の遅筋は、その周辺にある脂肪をせっせと燃やしてくれる。

刺激された体幹の遅筋により、体幹の脂肪が大量に燃やされる。

つまり、体幹の脂肪が大量に減る。

体全体の脂肪バランスが崩れる。

ここでホメオスタシスの登場だ。

体幹の脂肪が大量に燃やされて、その結果、大量に減った。

体の、特に体幹の脂肪バランスが崩れているので、体幹以外の部位から脂肪を移動させて体幹に補充する。

体幹以外の部位から脂肪が移動するので、体幹以外の部位の脂肪が減る。

補充するとともに、体全体の脂肪のバランスを保たなくてはならないので、全体として脂肪が減る。

脂肪バランスの維持は、ホメオスタシスによるものだ。

その結果、全体として脂肪がまんべんなく減る。

ホメオスタシスを利用すると、大きな部分で大きく減らすと、体全体をまんべんなく減らすことができる。

もちろん、体の仕組みを利用しているだけなので、停滞期に陥ることはない。

8.まとめ

経験するとよくわかる、停滞期の原因、ホメオスタシスの使い方についてご紹介した。

ホメオスタシスは、体に無理な負荷、負担がかかると発動する。

停滞期はその結果だ。

一方で、体の仕組みによるバランスの崩れでは、ホメオスタシスがそのバランスを修正するように働く。

ホメオスタシスの、この性質を利用すると体に負担をかけることなく、スムーズにダイエットを進めることができる。

ご紹介した方法は、かなりきついエクササイズを伴うが、体に負担をかけることなく脂肪を燃やすことができる。

体の脂肪バランスを崩すため、ホメオスタシスが発動する。

発動したホメオスタシスは、崩れたバランスを修正してくれるので、それにより体全体の脂肪をまんべんなく減らすことができる。

停滞期を何とかしたい、という方。

是非、ご紹介した方法をあなたの生活に、プログラムに取り入れていただきたい。

そして、お続けいただきたい。

必ず良い結果を手にすることが出来る。

お約束する。

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