スーツはビジネスマンの必需品だ。決して安いものではないので、できれば同じものを長く着たい。
ここではそんな、スーツを長く着続ける方法をご紹介する。
1.スーツを長く着る
スーツを長く着るコツは、次の通り。
- 分で買いに行く
- 最低三着
- 毎日取り換える
- 帰ったら消臭剤をスプレーし、湿気を飛ばす(一日目)
- 翌日にブラッシング、パンツのアイロン(寝押し)(二日目)
- アイロンしたスーツは翌日着ない。もう一日(三日目)休ませて、四日後に着る。
2.自分で買いに行く
スーツはビジネスマンの相棒だ。相棒選びを人に任せてはいけない。自分で選びにいく。もちろん、スーツに詳しくない方は、お店の人に選んでもらうかもしれない。
しかし、選んでもらったものを買うかどうかの判断はあなただ。あなたがそのスーツを相棒にするかどうか判断するのだ。だから、自分で足を運ぶ。
もちろん、人に買ってきてもらったスーツも大事にすべきだ。しかし、やはり自分で買いに行きたい。
なお、スーツの買い方については、「スーツの買い方とお手入れ」をお読みいただきたい。
3.型崩れを防ぐ
型崩れはスーツの大敵だ。
3-1.ブラッシングし、休ませる
スーツに限らず、型崩れした服は良い印象を与えない。こまめにブラッシングして休ませることで型崩れを防げる。
先にご紹介したとおり、三着あればまるまる二日間、休んでもらうことができる。
3-2.ポケットには何もいれない
上着のポケットには何もいれないのが基本だ。どうしても入れなければならない場合には、最低限のモノを一つだけ入れる。それもできるだけ小さなものだ。
帰宅したら、もちろん出す。ハンガーにかけるときは全てのポケットを空にする。
パンツには、ハンカチやミニタオルなどを入れるだろう。頻繁に使うので仕方がない。
パンツのお尻のポケットに財布を入れる方もいらっしゃるだろう。ここは、できれば入れないほうがよい。ポケットも傷むし、なにより財布が傷む。
4.手入れ次第で長持ちする
自分でわざわざ買いに行ったスーツだ。すこしでも長持ちさせたい。こまめに手入れをすれば、長く着ることができる。
5.手入れ次第で、価格以上に見える
こまめな手入れで、長く着られる上、購入した価格以上のスーツに見える。もっとも、分る人にはわかってしまうが、それでも
- 大事に着ているんだな
ということもわかってもらえる。印象が悪いわけがない。
6.手入れは面倒くさい
はっきり申し上げる。お手入れは面倒くさい。できればやりたくない。
しかし、一日の数分間時間を割くだけで、あなたに大きな見返りをくれる。
7.見た目が九割
人は見た目で九割を判断されてしまう。それも、何も知らない、わかっていないにもかかわらず、第一印象で、だ。
初めてお会いするとき、パッと見た瞬間に
- こういう人なんだ・・・
となる。反論の余地などもちろんない。
もちろん、お付き合いが始まり、いろいろとわかってくると、最初の印象と異なってくることもある。それでも最初の印象は消えない。
- 人は見た目で判断してはいけない
その通りだが、判断されるのは間違いない。
スーツの手入れは、あなたの大きな助けとなる。こまめにお手入れをしたスーツは、あなたの強い味方だ。
8.お手入れは自分で
お手入れは自分でする。忙しいのは百も承知だ。しかし、そこは無理をして自分で行っていただきたい。
一日数分間、面倒くさいお手入れに時間を割くだけで、スーツはあなたの強い味方になってくれる。
9.価格には関係ない
安いものを長く着ることができれば一番良い。こまめに、丁寧にお手入れをすれば、たとえ安いものでも長く着ることができる。
むしろ、安ければ安いほどきちんと手をかけるべきだろう。もちろん、安いなりの寿命はある。しかし、それを延ばすのはお手入れ次第だ。
逆に、高いものでも、手入れを怠ればすぐに傷み、形も崩れてしまう。お手入れに価格は関係ない。
10.まとめ
スーツを長く着るコツは、こまめに手入れすることだ。こまめに手入れすることで、あなたの強い味方になってくれる。
キーワードは、型崩れを防ぐ、だ。型くずれした服は、相手にいい印象を与えない。型くずれを防ぐには、ブラッシングして休ませるだ。服は休ませることで、また元気になってくれる。
もちろん、今日からでもかまわない。今日から始めることで、スーツを長く着ることが出来るし、必ずあなたの強い味方になってくれる。