風邪を一刻も早く治す方法

寒い時期は、風邪を引きやすい。引きやすいうえに、なかなか治らないのも、寒い時期の特徴だ。

しかし、ポイントをしっかりと押さえれば、長引く風邪を早く治すこともできる。

ここではそんな、風邪を一刻も早く治す方法をご紹介する。


1.風邪の季節

気温の低い寒い時期は、風邪を引きやすい。すでに風邪を引かれている方もいらっしゃるだろう。

できれば、風邪を引かずに寒い季節を乗り越えたいが引いてしまったら、一刻も早く治したい。

風邪を一刻も早く治すには、いくつかのキーワードがある。

2.保温

風邪を乗り越える、第一のキーワードは保温だ。体を温めて、冷やさないようにする。

3.疲れさせない

第二のキーワードは「疲れさせない」だ。
疲れると風邪を引く。疲れは、体の免疫機能を低下させる。体の免疫機能が低下すると、本来は活動しないものも活動し始める。その一つが風邪のウィルスだ。

だから、体を疲れさせないのは非常に重要だ。

4.休息時、睡眠時の保温

特に冬は、気温が低いので体が緊張する。寒ければ寒いほど体がこわばってしまう。体の緊張は思いのほか体力を使う。たとえば、絶叫マシンに乗ると、体が緊張しっぱなしになる。そして乗った後には、けだるい疲労感を覚える。これに非常に近い。

しかし、緊張ばかりしていられない。特に、休息や睡眠は緊張を解く時間帯だ。緊張していたら疲れがたまるだけで、体がまいってしまう。

この、休息時、睡眠時に温かくするのは非常に重要だ。体を温めて緊張していた体を解きほぐし、緊張によりたまった疲労を解消しなければならない。

そしてこのとき、体の外側からだけでなく、内側からも温める。

5.外側と内側の両方からの加温

保温の前に、体を外側と内側の両方から加温する必要がある。

5-1.半身浴

熱めのお湯で半身浴をお勧めする。お湯から出ている上半身は、お湯をかける。下半身をお湯に浸けながら洗面器などでお湯をかければ全く問題ない。

ちなみに、熱いお湯での全身浴はその温度と水圧で体を疲れさせる。温まるとおもいきや、全くの逆効果になってしまうので注意が必要だ。

全身浴をされるのであれば、ぬるめのお湯をお勧めする。ぬるま湯浴だ。ぬるめのお湯であれば、緊張もほぐれる。最低十分は浸かっていたい。

なお、ぬるま湯浴については「冷えほてり~冷えているのになぜ火照るのか?」をお読みいただきたい。

5-2.休息時、就寝時の白湯

内側から体を温めるには、温かい飲み物が一番だ。いろいろな好みをお持ちだと思うが、就寝前に白湯を飲むことをお勧めする。

体を温める成分は入っていないが、逆にそれが効を奏する。すなわち、体に負担がかからないのだ。

カップに白湯を入れ、枕元まで持っていって、飲んだら直ちに布団をかぶって寝る。これが一番よい。

5-3.就寝時の保温

就寝時は布団をきちんとかけるのはもちろんだが、それに加えるとさらに効果が高いものがある。

5-4.のどにタオル

就寝時に、のどにタオルを巻くことをお勧めする。できれば、マフラータオルを巻くとよい。

就寝時は、布団の中を温かくするのは当然だが、のどは無防備だ。

言うまでもなく、のどは非常に重要な部分で、機能が低下するとウィルスなどの異物の除去が十分に行われなくなる。のどの機能が低下してウィルスが除去されないと、ウィルスがそこで活動を始め風邪を引く結果となる。

だから、睡眠時にタオルを巻き、保温する。タオルを巻くだけでのどの調子が違ってくる。

5-5.温水うがい

うがいは手洗いと並んで、非常に有効な風邪の予防方法だ。温水うがいは、普段水などで行っているうがいを、温水で行うだけだ。

なぜ温水うがいが有効かと言えば、たとえば、手を洗うとき、水と温水とどちらが気持ちいいだろうか?やはり水は冷たくて、手がかじかんでしまう。手がそこそこ温まるまでは、動きにくかったりする。

一方の温水は、まぁ気持ちよく、洗い終わってからもすぐに次の作業に移れる。

じつは、この差がのどにもいえるのだ。すなわち、温水でうがいしたほうが、水でうがいした時よりものどの動きが良くなる。

つまり、ほこりやウィルスなどを、より効率よくのぞいてくれるのだ。もちろん、風邪をひいてしまってのどが痛いときも有効だ。

6.ビタミンC

第三のキーワードは、ビタミンCだ。

風邪にはビタミンCが重要だ。寒い時期、温かいもので温かく体を冷やさないようにビタミンCを取り入れたい。

一方で、

    • ビタミンCは熱に弱い

と言われている。しかし、ビタミンCの特徴を知っておけば熱の

なお、ビタミンCを温かく取り入れる方法については「冬にビタミンCを確実に補給する方法」をお読みいただきたい。

7.まとめ

気温が低い時期に気になるのは風邪だ。ちょっとした油断などで引いてしまうことが多いが、ポイントをきちんと押さえておけば、引かずにすませることはできる。

そのためには、加温と保温だ。加温して、それをしっかりと保温する。そして、加温は、内側と外側の両方から行う。

あなたもしっかり加温し、その効果をしっかりと保温して、風邪を一刻も早く直し、寒い季節を乗り切っていただきたい。

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