食欲の秋を利用してメタボ解消!!

食欲の秋だ。夏、食欲が無かった分、ガンガン食べなければならない。

しかし、気になるのは、メタボだ。メタボが気になって、思うように食べられない、という方も多いと思う。

しかし、心配は無用だ。ガンガン食べたら、その分をきちんと確実に消費すれば、消費するようにすればメタボは回避できるし、解消できる。

ここでは、メタボを気にせず、食欲の秋を満喫する方法をご紹介する。


1.食べたら消費

結論から申し上げる。まず、体幹トレーニングの一つ、フロントブリッジを行う。これだけだ。ガンガン食べて、フロントブリッジを行うのだ。これにより、食べた分以上のカロリーを消費できる。

そして、食べるものも、旬のものを意識して選ぶ。旬のものの持つ機能を利用して栄養を補給し、フロントブリッジで消費する。

2.広く同時に刺激

フロントブリッジは、体幹部を広く、同時に刺激する。これにより、体幹部という体のなかで最も広い範囲の代謝が促進され、その範囲の脂肪が消費される。

3.激しくなくても消費される

脂肪燃焼というと、ジョギングや筋トレなど、ある程度の動きを伴う運動をイメージされると思うが、体幹トレーニングは真逆だ。なぜなら、動かないからだ。

体幹トレーニングは、地味なトレーニングだ。というより、動かない。同じ姿勢を一定時間保持するというものだ。

その中でも、フロントブリッジは最も単純なメニューだ。肘をついて作った腕立ての姿勢を保持するだけだからだ。しかし、単純だがその効果は驚くほど高い。

なお、フロントブリッジの詳しい方法等は「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。

4.秋の旬を楽しむ

秋は、夏の疲労回復と、冬に向けた準備だ。特に、冬に向けた準備は怠らないようにしたい。そのためには、「秋の旬のもの」を利用しない手はない。

5.秋の旬のものの持つ機能

秋の旬のものは、気温が低下してもきちんと必要な栄養を補給してくれる、という機能をもつ。

冬に向けた準備にとって必要な栄養素は沢山あるが、そのなかでも

    1. エネルギー
    2. ビタミンC

について秋の旬のものを利用した補給方法をご紹介する。

5-1.エネルギー

あなたは、寒い冬に向けて、厳しい寒さにも耐えられるよう、しっかりとエネルギーを蓄えなければならない。

エネルギー源としては、炭水化物などが主役だ。といっても、エネルギーをため込むのではない。必要以上にため込むとメタボになってしまう。

ため込むのではなく、取り入れたエネルギーをきちんと使えるようにする。ここは間違えやすい。きちんと使えるようにすれば、メタボの心配はない。きちんと使えなければ、その結果ため込むことになり、メタボ一直線だ。

この、取り入れたエネルギーをきちんと使うツールとしても、フロントブリッジは機能する。食べたら、フロントブリッジできちんと使えるようにするのだ。

5-2.ビタミンC

気温が下がる時期に、ビタミンCは重要だ。免疫を高めて抵抗力をつけなければならない。その主役として活躍してくれる。

5-2-1.ビタミンCのイメージ

ビタミンCというと、

    • 新鮮
    • フレッシュ

というキーワードが連想される。まちがっても

    • 加熱
    • 炒め物
    • 揚げ物

は無い。

しかし、気温が下がる時期に

    • 新鮮
    • フレッシュ

を実現すると、体が冷える。体が冷えると、代謝が低下するので、取り入れた栄養をきちんと利用できなくなる。

5-2-2.体を冷やさずにビタミンCを取り入れる

だから、加熱調理したものからビタミンCを取り入れるのだ。秋には、そのような食材がきちんと準備されている。

それは、芋類だ。炭水化物の固まりである芋類を積極的に取り入れてビタミンCを取り入れる。

5-2-3.加熱調理してもトマトと同じだけのビタミンCは取れる

たとえば、トマト一個には、約15mgのビタミンCが含まれている。これを芋類でとりいれるとすると、次の値を参考にして食べればよい。
なお、数字はそれぞれ左から 水分 炭水化物 ビタミンC 重量を表している。

ジャガイモ ふかし芋 84.0 78.1 15.0 100.0
ジャガイモ 茹で芋 52.1 57.9 15.0 71.4
ジャガイモ フライドポテト 88.9 19.8 15.0 37.5
サツマイモ ふかし芋 98.3 49.8 15.0 75.0
サツマイモ 焼き芋 106.3 37.9 15.0 65.2

重さでは、どのくらいの量なのかイメージがわきにくい。次にそれぞれのサイズとおおよその重さをお示しした。厳密な定義ではないが、参考程度にはなる。

じゃがいも
大1個 220g以上
中1個 160g~220g
小1個 160g以下

さつまいも
中1個 200g~300g

たとえば、ジャガイモをふかし芋にすると、小さいサイズのものを半分と少し食べればよい。小さいサイズ一個たべると、15㎎の1.6倍なので、約24㎎のビタミンCを摂ることができる。

もちろん、芋類はビタミンCを取るだけではない。エネルギー源である炭水化物も同時にとれる。さらに、水分が少ない。

必要以上に水分をとると体が冷やされるが、芋類はトマトと比べてその効果がほとんどない。ビタミンCと一緒に取り入れた炭水化物は、フロントブリッジできちんと使えるようにすれば問題ない。

なお、そのほかの食材については、「ビタミンCの摂り方~体を冷やさないように、どう摂るか?」をお読みいただきたい。

6.取り入れたら消費する

炭水化物の固まりを取り入れたら、きちんと消費してやればよい。そのためには、フロントブリッジが最も適している。体の最も広い範囲の代謝を促してくれるフロントブリッジは、取り入れた炭水化物をきちんと消費してくれる。

さらに、旬のものを利用しているので、必要以上の水分で体が冷やされて代謝が低下することもない。そのため、フロントブリッジの効果もきちんと得ることができる。

7.フロントブリッジは負担もかからない

さらに、フロントブリッジは、前述したように動かないトレーニングだ。

そのため、関節を激しく動かしたりしないので負担もかからない。

関節に不安を抱えているのであれば、フロントブリッジはなおさらぴったりのエクササイズだ。

8.まとめ.

秋はメタボ解消の絶好のチャンスだ。食欲の秋を満喫しなければ、メタボは解消しない。そして、メタボの解消には、代謝の確保が欠かせない。

そのためには、秋の旬のものをきちんと利用することだ。そして、利用するだけでなく体幹トレーニングの一つであるフロントブリッジをエクササイズとし、取り入れた栄養素をきちんと利用できるようにする。

秋の旬のものを利用する、ということは、体に無理をさせずに必要な栄養素を取り込む、ということを意味する。体に無理をさせなければ、体はきちんと機能してくれる。

あなたも是非、ご紹介した方法を実行していただき、メタボを解消していただきたい。