冬はみかんのおいしい季節だ。一気に箱買い、という方もいらっしゃるだろうし、親戚などから箱で送ってもらう、という方もいらっしゃるだろう。
箱入りのみかんは、とにかく腐りやすい。箱の底から真っ青なみかんが出てくる、なんてのはほぼ当たり前だ。真っ青にならないとしても、ぐじゅぐじゅに腐ったみかんが次第に増えてきて、食べられるものが限られてしまったりする。
しかし、新聞紙を使うことで腐るのを遅らせることができるようになる。ここでは、そんな新聞紙を使ったみかんの保存方法をご紹介する。
1.みかんの保存方法
- みかんを箱買いする
- みかんを全部出す
- 箱に新聞紙をしく
- みかんを並べるこのとき、あまりギュウギュウ詰めにせず、余裕を持たせる
- 並べたみかんの上に新聞紙をしく
- 敷いた新聞紙の上にみかんを並べる
- 5~6をくりかえす
少々手間だが、この方法をおこなうと断然腐りにくくなる。
2.湿気が腐らせる
みかんに限らず、野菜や果物は呼吸している。そのため、その周りは湿気やすい。湿気がたまると、かびやすくなってしまう。新聞紙は、その湿気をとってくれるというわけだ。
先にも書いたが、箱の底から、真っ青になったみかんが出てくる。このとき、そのみかんの周りは結構湿気ている。
これは、かびたためにしみ出た果汁もあるが、そのほとんどは湿気による結露だ。結露すると確実にカビる。
3.袋で保存する場合
この方法は、箱買い以外でも使える。
たとえば、みかんを買ってレジ袋などに入れっぱなし、ということもあるだろう。レジ袋は湿気を逃がしてはくれない。すなわち、非常に湿気がたまりやすい。
そんな中にみかんを入れっぱなしにすることは、かびを生やすことを意味する。適当な箱がなく。袋しかない場合には、紙袋で保存する。その際も、先の箱のように、新聞紙を敷いてその上に並べる。
ただ、最近の紙袋は、ふつうの紙袋だと思うとビニールコーティングで防水が施されているものがあるので要注意だ。防水の袋では、レジ袋と同じだ。
4.新聞紙は完全ではない
新聞紙で湿気をとるようにすれば、腐るのを遅らせることができる。注意していただきたいのは、この方法でできるのは
- 腐るペースを遅らせることができる
ということだ。あくまでも遅れるだけであって、そのうちに腐ってくる。さらには、湿気をすってくれるのがアダとなり、乾燥してしまう。
だから、腐らせないようにするよりも、早く食べてしまうのがもっとも良い方法だ。
5.まとめ~湿気をとるだけで、腐りにくくなる
箱入りのみかんは腐りやすい。しかし、新聞紙を使うことで、腐るのをある程度は遅らせることができる。
方法は簡単だ。みかんを新聞紙ではさむように並べる。こうすることで、新聞紙がみかんから出てくる湿気をすってくれるので腐りにくくなる。
- みかんは大好きだが、箱買いは腐りやすいのでどうも
という方、是非参考にしていただきたい。