ダイエット、毎日負担なく、長く続けられる方法とは？

あなたのダイエットは順調だろうか。

ダイエットは山あり谷あり。

減る日もあれば、増える日もある。

順調に減ってくれれば気分もいい。

エクササイズがつらくても、励みになる。

しかし、思うように減らない、ともすれば増えているとなると、へこむ。

そういう時は、プログラム、エクササイズ、そのものが負担になる。

ダイエットを続ける気すら失せそうになる。

へこんでいる時にしんどいことはしたくない。

そう考えると、できれば、へこんでいる時でも負担にならないエクササイズがいい。

そういう方法がいい。

ここでは、毎日負担なく、長く続けられる方法をご紹介する。

1.毎日負担なく、長く続けられる方法

条件は3つだ。

- 簡単
- 準備がいらない
- 時間が短い

1-1.簡単

簡単にできるほうがよい。

簡単にできて、そこそこの効果を得ることができる。

そうでなくては、毎日続けることは難しい。

1-2.準備がいらない

いちいち準備するのはめんどうだ。

たとえば、

1. 着替え
2. 出かける
3. ウォームアップ
4. エクササイズ
5. クールダウン
6. 帰宅
7. 着替え

などというのは、面倒くさい。

忙しい毎日、準備などいらない方がよい。

1-3.時間が短い

準備も入れて小一時間、などというのは御免こうむりたい。

パッとやって、サッと終わる方がよい。

たかがダイエットに、小一時間かけるほどヒマではない。

2.ポイント

ダイエットのポイントは

- 脂肪を如何に燃やすか

だ。

これが実現できれば、ダイエットの効率が一気に高まる。

3.脂肪の燃やし方

脂肪は、脂肪を燃やすのが得意なモノに任せる。

体では

- 遅筋

が得意だ。

3-1.体幹の遅筋

遅筋は体中についているが、ダイエット目的で刺激するのであれば、体幹の遅筋を刺激するのがよい。

体幹は、お腹周りも含まれている。

すなわち、憎き脂肪を減らすのであれば、体幹の遅筋を刺激するのが手っ取り早い。

3-2.具体的方法

具体的には、体幹トレーニングの一つである

- フロントブリッジ（プランクとも）

をエクササイズで行う。

このエクササイズで刺激された体幹の遅筋は、お腹周りを含む体幹の脂肪をせっせと燃やしてくれる。

つまり、脂肪が減るのだ。
| ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ |

3-3.脂肪が減る効果

実は、脂肪が減るだけではない。

脂肪は、燃やされて減るが、これは脂肪がエネルギーの燃料として使われていることを意味する。

つまり、普段なにかを食べてそれを燃料として作られていたエネルギーが、脂肪で作られる。

脂肪が燃料になっているので、食べて燃料を補給する必要が無い。

食事の量やカロリーを制限したり、食事を抜くことが可能になるのだ。

3-4.タイミング

ただし、ご紹介した効果をきちんと得るためには、エクササイズのタイミングが重要だ。

3-4-1.食事の量、カロリーを制限

この場合には、食事を済ませてしばらく（5分～10分程度）してから行う。

エクササイズにより体幹の遅筋が刺激され、脂肪を燃料としてエネルギーが作られる。

これにより、それまで感じていた

- もっと食べたい感
- 食べたりない感
- 空腹感

に襲われることは無くなる。

食事制限が楽になる。

3-4-2.一食減らす

三食のうち一食減らし、

- 一日二食

も楽に実現できる。

これは、遅筋の脂肪燃焼が長時間（7～8時間程度）にわたり続く効果を利用する。

具体的には、抜く食事の前の食事を済ませて、3時間程度たってからエクササイズを行う。

例えば、昼食を抜くのであれば、朝食の3時間後にエクササイズを行う。

これにより、昼食とそれを挟む二回の間食すべてを完全に抜くことができる。

この間口にするものは、糖分の一切入っていない飲み物だけだ。

脂肪が燃えているので、糖分などを補給する必要がないのだ。
| フロントブリッジの効果を利用した食事制限 |

4.欠点

ただし、ご紹介したエクササイズには二つの致命的な欠点がある。

4-1.きつい

ものすごくきつい。

十数秒から数分だが、普段はあっという間にすぎる時間がなかなか過ぎてくれない。

正直、地獄だ。

しかし、このエクササイズはあなたの頑張りを、きちんと結果にしてくれる。

4-2.つまらない

そして、ものすごくつまらない。

同じ姿勢を維持するだけなのであたりまえだが、全く面白くない。

全く面白くなく、つまらないが、それをカバーして余りある効果を得ることができる。

5.毎日続けられなければ意味がない

5-1.洗顔、歯ブラシ

毎日の洗顔や歯ブラシ。

洗顔や歯ブラシは、調子がいい時も悪いときも、とりあえず行うだろう。

もちろん、

- 習慣になっているから

といえばそれまでだが、逆に言えば

- 習慣になるもの
- 習慣にできるもの

は、

- 単純なもの
- 簡単なモノ

であることが多い。

単純で、簡単だから毎日続く。

5-2.単純で簡単なら続けられる

ダイエットもそうあるべきだ。

ややこしい方法は、最初のうちはいい。

続けていくうちに、得られる効果よりもややこしさが鼻につき、やめてしまう。

これでは元も子もない。

ご紹介した方法は、きつくつまらないが、単純なエクササイズを食事と組み合わせるもの。

十数秒から数分間頑張っていただければ、それ以上の効果を得ることができる

あなたの頑張りを、きちんと結果にしてくれる。

きつく、つまらないが、是非お続けいただきたい。

6.まとめ

毎日負担なく、長く続けられる方法をご紹介した。

食事のタイミングに合わせて、きつく、つまらない簡単なエクササイズを行う。

どうしようもないエクササイズだが、ダイエットにつきものの

- 食べたりない感
- もっと食べたい感
- 空腹感

を消してくれる。