有酸素運動は、ダイエットの必需品だ。
しかし、時間がかかりすぎる。
着替えなどの準備、あと片づけを省いて、正味20分以上必要だ。
着替えなどを入れれば、小一時間はかかる。
たかが痩せるために、だ。
あほくさくてやってられない。
しかし、脂肪を燃やすには有酸素運動しかない。
だから、バカ臭くても、あほらしくても、愚直に有酸素運動を行わなければならない。
時間がもったいない。
もっと効率的な、良い方法はないのだろうか。
ここでは、忙しいあなたのための、効率的な方法についてご紹介する。
1.有酸素運動の目的
有酸素運動は、脂肪を燃やすために行う。
この、有酸素運動により脂肪が燃える仕組みがわかれば、それが使えるかもしれない。
そのしくみさえわかれば、それを上手に利用すればよい。
そうすれば忙しい毎日、小一時間を費やさなくても済むかもしれない。
2.脂肪が燃える仕組み
脂肪は、脂肪を燃やすのが得意な筋肉により燃やされる。
その時に酸素が必ず必要になるので、
-
- 有酸素運動
と呼ばれる。
この筋肉にターゲットを絞ることを考える。
2-1.脂肪を燃やす筋肉
先にご紹介したように、体には脂肪を燃やすのが得意な筋肉がある。
それらは総称して
-
- 遅筋
と呼ばれている。
遅筋は、刺激を受けるとその周辺の脂肪をせっせと燃やす。
いわば
-
- 有酸素運動の主役
だ。
実はこの遅筋、有酸素運動以外でも使っている。
というか、あなたは今、遅筋を総動員している。
2-2.姿勢の維持などに使われる
遅筋は、
-
- 姿勢の維持
などに使われる。
姿勢をよくすると、ダイエットに効果があるといわれるゆえんだ。
この仕組みを利用する。
2-3.遅筋を刺激する
どうせ刺激するなら、いちどに大量の遅筋を刺激したい。
それも、いろいろな部分の遅筋を一度に。
そのために、体幹トレーニングの一つである
-
- フロントブリッジ(プランクとも)
をエクササイズとして行う。
実はこのエクササイズ、ものすごくきつい。
同じ姿勢を十数秒から数分間維持するだけなのだが、その時間がものすごく長く感じる。
ものすごくきついが、きつさを堪えて得られる効果は、いわゆる有酸素運動の比ではない。
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2-4.いつ行うか
ものすごくきついエクササイズなので、どうせなら一番効果的に使いたい。
それには、食事の後しばらく(5分~10分程度)してから行う。
エクササイズにより、体幹の遅筋が集中的に、かつ強力に刺激される。
刺激された遅筋は、周辺にある脂肪をせっせと燃やす。
体幹の遅筋なので、燃やすのは体幹の脂肪だ。
もちろん、おなか周りも含まれている。
3.脂肪が燃える効果
脂肪が燃やされると、エネルギーが作られる。
燃えて消えるわけではない。
遅筋が刺激されても同じだ。
エネルギーが作られる。
このエネルギーは、もちろん、あなたが日常生活を送るときに使うエネルギーだ。
これを食事制限などに絡ませて使う。
3-1.食事を抜く
ご紹介した仕組みを利用すると、三食のうち一食を体に負担なく抜くことができる。
遅筋が刺激されて脂肪が燃える効果は、7時間から8時間程度続く。
この間、エネルギーが作られ続けているので空腹を感じることがない。
たとえば、朝食の後にエクササイズを行えば、
ランチとそれを挟む二回の間食すべて
を完全に抜くことができる。
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3-2.お腹は空かない
ランチや間食を抜くと
-
- 午後のいい時間にお腹が減って死にそうになる
のが心配だ。
しかし、その心配は全くいらない。
なぜなら、脂肪が燃え続けているからだ。
あなたが朝食の後に行ったエクササイズにより、脂肪が燃え続ける。
エネルギーを作るための燃料として脂肪が使われている。
だから、燃料としてランチや間食を取る必要がない。
お腹がすいて、死にそうになることはないのだ。
3-3.食べないので増えない
ご紹介したように、エクササイズで脂肪が燃やされる。
脂肪が燃やされるので、ランチと間食を抜く。
脂肪は燃えて減り、ランチと間食を抜くので増えることはない。
確実に減る。
3-4.お腹が空かない効果
もっとも、
-
- お腹が空かない
のは、
-
- お腹いっぱい
というものではない。
食事時になっても
-
- 特に食べようと思わない
という感覚だ。
食べたくないから食べない、というレベルだ。
食べたくないのに、ムリして食べる必要はない。
それに、ご紹介したように食事時だからといって食べなくても、夕食まで
-
- おなか減って死にそう
- 何かたべたい
という感覚におそわれることはない。
万が一おそわれても、糖分の入っていないお茶やコーヒーを飲むことで簡単に癒せる。
3-5.空腹を感じない効果
さらに、空腹を感じないので
-
- 空腹を我慢する
ことがなくなる。
これにより、体が飢餓状態になることがない。
だから一食抜いて、その後の夕食でしっかり食べても
-
- リバウンド
などを引き起こすことがない。
体が飢餓状態にならないので、食べたもの全部をため込むことがない。
きちんと減らすことができる。
4.体の仕組みを使って効率的に減らす
ご紹介した方法は、体の仕組みを使っているだけだ。
ものすごくきついエクササイズが必要だが、そのきつさをこらえて頑張っていただければ、有酸素運動以上の効果を得ることができる。
食事を抜いても、お腹がすくことなく、確実に減らすことができる。
5.まとめ
忙しいあなたのための、効率的な方法をご紹介した。
有酸素運動で脂肪が燃える仕組みを、利用するだけなので、体に負担がかかることはない。
そしてこれを利用すれば、確実に減らすことができる。
有酸素運動はコスパが悪すぎる、という方。
是非ご紹介した方法をあなたのプログラムに取り入れていただきたい。
そして、お続けいただきたい。
必ず良い結果を手にすることが出来る。
お約束する。