脂肪を燃やす。
ダイエットや、メタボ解消に欠かせないファンクションだ。
しかし、体の中で
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- 脂肪を燃やす
といっても、イメージが湧かない。
燃やすというと、
-
- 火をつける
ことだが、体の中で火がメラメラ燃えているとは、到底考えにくい。
いったいどういうことなのだろうか?
ここでは、脂肪を燃やして得られる効果についてご紹介する。
1.脂肪が燃えるとは
結論から申し上げる。
脂肪が燃えると、あなたの活動に必要なエネルギーが作られる。
体の中で、火が点いたり、燃えたりするわけではない。
2.「燃える」イメージ
「燃える」というと
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- 熱い
- 炎(ほのお)
などが即座に連想される。
脂肪は、
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- 脂
- 油
の一種だから、火を近づけると燃える。
そのため、
-
- 脂肪が燃える
というと、体のなかで火が起きたり、メラメラ燃えたりを連想する。
しかし、体の中でそういう現象は起きない。
3.エネルギーが作られる
一方で、日常生活をおくったり、活動したりするのには、エネルギーが必要だ。
通常、このエネルギーは
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- 食べたもの
をメインの燃料として作られる。
日常活動に伴ってこれらの燃料が使われていくと、食べたものがどんどん減ってくる。
そして、ある程度減ると体はあなたに
-
- 空腹
を感じさせ、何か食べるように催促する。
つまり空腹は、体があなたに向けて発する
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- 燃料不足
のサインなのだ。
4.脂肪は燃えない
ここで
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- お腹が空いたら、脂肪を燃料に使えばよいのではないのか?
という疑問を感じる。
しかし体は、
-
- お腹が空いたから
といって脂肪を燃料にすることはしない。
なぜなら、体にとって脂肪は
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- 非常用備蓄燃料
だからだ。
非常用の備蓄燃料を普段から使ってしまうと、使いたい時に使えない。
だから、空腹を感じても脂肪が燃えだすことは、とりあえず、ない。
脂肪が燃料となってエネルギーが作られることは、まず、ない。
5.脂肪を燃料として使う
ただ、あなたがアクションを起こせば、脂肪が燃料として使われるようになる。
そのアクションとは
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- 遅筋の刺激
だ。
6.遅筋
遅筋とは、脂肪を燃やすのが得意な筋肉の総称だ。
刺激を受けると、その周辺にある脂肪をせっせと燃やてくれる。
7.脂肪が燃える効果
では、実際に脂肪が燃えるとどうなるか。
脂肪の燃焼は、先にご紹介したように
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- 火がつく
- 燃える
というイメージだが、遅筋を刺激しても
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- 火がついて体が熱くなる
- 燃えるようになる
ことはない。
イメージから連想される現象は起きず、その代わりにある程度の時間、
-
- 空腹
を感じなくなる。
8.脂肪が燃える意味
脂肪が燃えるということは、先にもご紹介したが
-
- エネルギーが作られる
ことを意味する。
通常は食べたものが燃料になるが、脂肪を燃料としてエネルギーが作られるようになる。
この、
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- 脂肪を燃料としてエネルギーが作られる
ことを、
-
- 脂肪が燃える
と表現する。
燃料が不足したときに、脂肪が燃料として使われるようになると、食べる必要が無くなる。
つまり
-
- 空腹
が無くなるのだ。
空腹を感じた時に、脂肪を燃やすと、空腹が無くなる。
9.実感する方法
ご紹介した状態は、簡単に実感できる。
空腹時に、体幹トレーニングの一つである
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- フロントブリッジ(プランクとも)
を行っていただければよい。
お世辞にも楽なエクササイズではないが、このエクササイズは体幹の遅筋を強力に刺激する。
刺激された遅筋は、周辺の脂肪をせっせと燃やす。
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10.ダイエットへの応用
ご紹介した内容は、ダイエットにも使うことができる。
食事制限を行うと、必ず空腹に襲われるが、このときにご紹介したエクササイズを行う。
それにより空腹は消え、つらいはずの食事制限が楽になる。
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11.脂肪を燃やしてエネルギーを作る
脂肪を燃やすということは
-
- エネルギーを作る
ということを意味する。
ご紹介したエクササイズは、それを実現してくれる。
12.まとめ
脂肪を燃やして得られる効果についてご紹介した。
「燃える」というと、
-
- 火
を連想する。
しかし、体の中で火が燃えるわけではない。
火が燃える代わりに、エネルギーが作られる。
そして、それはダイエットに使うことができる。
脂肪が燃えるという意味がわからない、という方。
是非ご紹介した方法をあなたのプログラムに取り入れていただきたい。
そして、お続けいただきたい。
必ず良い結果を手にすることが出来る。
お約束する。